― 森のなかで はたらき まなび あそぶ ―
by morimotogumi
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夏の遠足〜 「川上村・日本最古の人工林見学&川遊び&温泉」のレポート

昨年に引き続き、今年も奈良県の川上村にある、日本最古の人工林に、はるばる会いに行ってきました。

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台風の影響で、朝から雨がシトシト降っていて、天気予報をみても一日くずついた予報でしたが、参加のみなさんんの期待が大きく、それにも増して、森本組スタッフの気持ちも大きかったので、決行することにしました。

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その森は、車道のすぐ脇にある森なのですが、近づくにつれ、とても大きな存在感を感じます。

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樹齢がおよそ200年から300年で、江戸時代の後期に植林されたそうです。

江戸時代といえば、葛飾北斎や安東広重に代表される浮世絵が有名ですが、浮世絵の背景に描かれている森は、意外なことに禿げ山が多いみたいです。

当時、人々は生活の糧である薪や建築材としてずいぶんと利用されていたようですが、その反面、植林するという文化が乏しかったようです。

禿げ山になってしまうと、その糧が得られないわけで、土砂災害などもあったのかもしれません。


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おそらく、それから積極的に植林がおこなわれるようになり、植林、成長、伐採というサイクルが繰り返されていると思うのですが、この森はなにかしらの理由で伐採されずに今も生き続けているということなのでしょう。

江戸時代に植林された貴重な森が現在も生きていて、こうして僕たちは会うことができるのだなあと思うと、江戸時代に生きた人々との接点が自分に中に生まれたりして、時代をこえた感覚がよみがえったようでした。

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こうして背中を木々にあずけていると何ともいえない安心感や、自分をまるごと包んでくれるような優しさを感じます。

普段、ぼくたちが付き合っている森は、30年くらいの樹齢なので、ぼくらと同じくらいという感覚。わりと友達っぽい付き合いでいてるのですが、さすがに200年から300年にもなると、人間の生命の長さと対比しづらいし、存在感がおおらかで地球的というかなんというか。

こんなにも長く生き続けている生命とふれあえる機会は、なかなかないので、毎年とっても楽しみにしているのです。

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お昼時になったので、森の近くにある川でお昼ごはん&川遊び♪

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小雨が降っていたので、まずはブルーシートをタープにして、ごはんを食べる場所を確保しました。その場にある木を柱に利用したり、みんなのアイデアをもちよって、素敵な空間をつくりました。こういう共同作業って、不思議と一体感が生まれて、初めて会った人との距離も近くなりますね。困ったときって、意外とチャンスなのかも。

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ぼく(さだやん)が8月誕生日なので、森本組スタッフのミアちゃんが、リクエストした小豆のケーキを作ってきてくれて、みんなでいただきました。
ミアちゃんのケーキはとっても優しい味で、雨で少し憂鬱だった気分も、晴れ間がさしてような感じで、ほっこりとした気持ちになりました。
ミアちゃん、いつもありがとうね!
そして、参加者の柴田さんが、先月誕生日だった娘の樹乃葉のために、ワンピースをプレゼントしてくださいました。樹乃葉への愛情がぎっしりつまったお手紙つきで、柴田さんのお心遣いにいつも感謝しています♪

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少し肌寒かったですが、水着に着替えて川にはいっちゃえば大丈夫!少し流れの早い場所もあったりしたけれど、小さいラグーンのような場所もあり、大人も子供もそれぞれ楽しんでました。
森のガイドの豊ちゃんによると、この川の上流部には原生林が残っているらしく、その恩恵をうけて豊かな川が生まれているんだなあと実感しました。

川でたくさん遊んだ後は、奈良県では有数の名湯、入之波温泉で、少し冷えた体を芯から温めて、帰路につきました。

今年の遠足は、さまざまな森の姿を感じました。川上村までの行きの道中では大規模な山崩れの現場をみて、厳しい姿を見ましたし、最古人工林では、つつむこむような優しさをうけとりました。

自然とうまく協調して生活していきたいなあと、あらためて思った一日でした。

来年もぜひみんなで訪れてみたいと思います!

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by morimotogumi | 2014-08-13 07:54