― 森のなかで はたらき まなび あそぶ ―
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木づかいワークショップ ~おはし・おさらづくり~

森本組では、「森にはいって樹の皮をむき、それから1、2年ほどおいて立ち枯れた樹を伐採し、トラックに運びこむ」という仕事まで、参加者のみなさんと行ってきました。

トラックに積み込まれた樹は、その後製材所というところに運ばれ、板や角材に加工されて手元に戻ってきます。

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今回のワークショップでは、板や角材などの材料になった樹を自分たちの手で活かしてみるということをテーマに、日々の暮らしにはかかせない、「おはし・おさら」をつくってみました。

今回の講師は森本組のさだやん(今回のブログ担当)。普段は、主に森本組で間伐したスギやヒノキを使って、ひとりでものづくりや床板のリフォームをしたりしていて、みんなに教えるのは初めての経験です。
参加者のひとりひとりのクリエイティビティーや情熱を大切にしようということを心にきめて、いざワークショップへ♪

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まずは、おはし作りの説明をして、みなさんの作りたいおはしのイメージ、クリエイティブの種まきからはじめました。
それぞれの手の大きさに合った、おはしの長さの決め方や、つくるときのキーポイント、角型、丸型、八角形などなど、おはしにはいろんな形があります。

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おはしをつくる時の道具は、カンナやナイフやペーパーやら、いろいろアプローチの仕方はあるのですが、今回は、主にかんなを使ったおはし作りをしました。
みなさん、カンナを扱うのがはじめてな方ほとんどだったので、カンナに慣れるところから。
サッカーを始める人がまずはボールと友達になるように、今日一日お世話になる、カンナや材料のスギやヒノキと友達になるのが、はし作りの第一歩であり、すべてかもしれません。

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木工では、「治具」という、作業をスムーズに進めるための助っ人を自作することが多く、今回も、おはしの材料を固定してカンナをかけやすくする「治具」をぼくが作ってみました。
シンプルなものですが、めっちゃ作業がやりやすい、ステキな助っ人になってくれました♪

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以前地元の大工さんから、うかがったのですが、カンナという道具は、数ある大工道具の中でも使いこなすのが難しいらしく、5年たっても使うことのできない職人もいるというほど。カンナ刃の研ぎ方や調整のしかた、カンナ台と呼ばれる、木の部分の調整の仕方、研石の選び方。。。大工の仕事の奥深さがこの道具に表われているように感じました。

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だんだん慣れてくると、みんな無口になって夢中で、無心に近い感じなのかな?黙々と自分のイメージしている形に向かって、カンナを走らせていきます。工房内には、カンナで木を削る「シャーシャー」という、わずかな音だけが漂っていました。座る瞑想や、歩く瞑想、食べる瞑想というのがあるそうですが、これは、けずる瞑想とでもいう感じでしょうか、静かに木と向き合う時間が流れていました。

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おはしづくりと共に、おさらづくりも進めていきました。ぼくから「カッティングボードづくりでもいいですよ」と提案してみたら、わりとみなさんの人気が多かったので、今回は予定変更してカッティングボード作りの模様を。

好みの大きさとデザインをきめたら、電動糸ノコで大まかに切っていきます。
下書きからはずれないように、ゆっくりと慎重に。

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取っ手部分が上手く切りとれました。

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そして残りの部分も切り落とし、後は角をやすりで磨いて丸みをつけたり、仕上げにえごまから搾った荏油(えあぶら)を塗ったりしました。自作のカッティンボードでパンを切って食べるのは、ちょっと豊かな気持ちになりますね♪

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そして最後にみんなの作品を手に集合写真。
普段はなかなか一日集中してものづくりをする機会は少ないと思いますが、みなさん本当に楽しんで真剣にものづくりをされていました。
あっという間に時間が流れていったような感じでした。ぼくが声をかけなかったら、きっとまだまだ続いていたような・・・。
そんな夢中になれる時間をみなさんとすごすことができて、ぼくはとても幸せでしたし、自分の経験が役立ったことにも満足しました。
そして何より、森の樹の命をいただいて、ぼくたちの生活の糧になってもらうこと、ひとつの循環の輪をみんなでつなげることができたのが感慨深かったです。

木工ワークショップは、6月にも開催予定していますのでお楽しみに!
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by morimotogumi | 2014-05-30 20:07 | 活動報告